【2014年2月】Edtech銘柄のスマートエデュケーションの時価総額は30億円??
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知育分野を攻めている数少ないベンチャー企業のスマートエデュケーションのファイナンスについて調べてみた。
Edtechというキーワードが盛り上がってますが、いまいちマネタイズにはみなさん苦労されている印象を持っています。
スマートエデュケーション増資まとめ
資金調達額5.5億円、ポスト時価総額30億円、優先株式、希薄化率24.3%
スマートエデュケーションの増資概要
Post時価総額 :2,810百万円 (SO込み:3,034百万円)
第三者割当日 :2014年2月12日
調達額 :550,374,000円 (550百万円)
新規発行株数 :102,300株 (顕在19.5%、潜在%)
発行価額 :5,380円
引受先 :サイバーエージェント、インフィニティ・ベンチャーズ
発行済み株式数:522,400株 SO:41,700株
(普通株式277,000株、A種優先株式78,200株、B種優先株式167,200株)
株式の種類 :B種優先株式
社外取締役 :イーライセンス 三野氏、サイバーエージェント 小野氏
(社外取締役の責任限定の定め有り)
スマートエデュケーションのA種優先株式とB種優先株式
■剰余金の配当 :B種=A種=普通
■優先分配、参加型:B種>A種>普通
■取締役選任権 :普通6名、A種1名、B種なし
■転換価額の調整 :コンバージョンプライス方式
(所感)議決権比率では外部比率が高まっても、取締役選任権を普通株主でがっちり握って経営をグリップしているようです。
スマートエデュケーションの今回ファイナンスはシリーズBのエクステンション
2012年12月、2013年4月、2013年5月と断続的にB種優先株式(今回と同じ内容)で調達を実施しています。
2012年12月:150百万円←三菱UFJ、IVP
2013年4月:74百万円←フジ、サイバーエージェント
2013年5月:75百万円←新生企業投資
2012年12月と2014年2月の株価が同じ(かつ既存投資家)ということは、少し苦しんでいるのかもしれません。
とはいえ、これだけ調達する力は素晴らしいです。
スマートエデュケーションの上場準備体制(2014年4月時点)
株式分割 :実施済み
監査役会 :未設置
会計監査人:未選定
⇒まだ時間はかかるのでしょう
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===スマートエデュケーションの基本情報===
【商号】 株式会社スマートエデュケーション
【設立】 2011年6月
【代表者】 池谷 大吾 氏
【資本金】 359,969,000円
【ビジョン】世界中の子ども達の''いきる力''を育てたい
【URL】 http://www.smarteducation.jp/